2020年10月の記事一覧

お知らせ 彼女の授業は楽しい歓声でいっぱい

10月27日(火) ほぼ毎日・校長 Vol.176 passionとplayに満ちている

 「あ、またやっているなぁ」理科の授業である。遠くから廊下の空間を通して、歓声が聞こえてくる。以前に拝見したときは、百均で買ってきた粘土で細胞の模型を作っていた。それぞれの班が作った細胞の模型を、大型のプロジェクターで投影して、説明を加える。カラフルな細胞の出来上がりである。「うまい」みんな本当にうまく作っている。「でも・・・」一人の女の子が遠慮がちに言った。「うまいんだけど・・・色が違う。」「そうだ!違う」「本当だ!」と引かれるように声が出る。待っていたように「よく気づいたね。どこが違うんだろう」「◯◯を意味したこの形は、緑色」などと声が出ている。印象に残るだろうなぁ。夢中になって取り組んだこと、忘れないだろうなぁ。授業で笑顔を作ったこと、記憶の片隅の大切な思い出。
 『今日はなんだろう?』「腎臓の働きを模型で確認したんです」いがくり頭の男子生徒が、壊しかけた模型を再度組み立てて実演している。「この段階で、たんぱくと◯◯は残ります。・・・そして排出されたのが、これが、尿」すかさず彼女(先生)が褒める。「わかっているじゃない。いいね」面白い授業作りができている。

お知らせ 定期演奏会があるよ〜

10月1日(木) ほぼ毎日・校長 Vol.175  楽しみにしていた

姉妹ではありません、師弟です。音楽コースの3年生の女子生徒が先生と一緒にきてくれた。「先生、定期演奏会があるんです」新しくできたプログラムを手に、ニコニコ笑っている。校長室は初めてらしく、「へぇー、へぇー」と言いながら見渡していた。「ドレスは?何色?」「赤です」嬉しそうな満面の笑顔。あれからもう1年が経つんだ。当時の3年生が、最後の演奏会はドレスで臨みたい。何度か話し合って、いくつかの約束をして、もう1年かぁ。早いなぁ。楽しみにしていた演奏会。皆さんもお出かけになりませんか?豊かな時を過ごせますよ。お待ちしています。