2022年4月の記事一覧

お知らせ シュークリームを美味しくいただいて

4月27日(水)
放課後の校舎をグルリと回ってみた。2階の階段の踊り場で、さっき見た光景が蘇った。数名の女子が、ガラスに向かってダンスを踊っている。あまりに楽しそうだったので、声をかけずに通り過ぎようとしたタイミングに曲が終わった。嫌な顔一つせず、「あぁ校長先生。みんなで動画撮っていたんです」「不用意にネット上にUPしないようにね」「はーい」。同じ2階を半周すると甘い香りが漂ってくる。ドアを少し開いて、1人の女子が「おいで、おいで」をしている。「先生、おひとつどうぞ」とびっきりのシュークリームをご馳走になった。クッキング同好会の皆さん。ご馳走様です。1階のキャリアセンターでは、コーディネーターに相談に乗ってもらっている男子生徒が2人。英語の学習法の相談に乗ってもらっているようだ。いずれもいい光景だね。

花丸 校内に活気が

4月22日(金) 新入生の活力

バスの見送りを終えて昇降口を歩いていると、日頃よく会話してくれる2人の生徒に出会った。仲が良いようで、いつも出会うときは2人のイメージが強い。同じ部活に入っている。「どう?新入生入った?」と声をかけると、明るく「6人入りました。経験者が3人」と嬉しそうに答えてくれた。「可愛がってあげてください」と声をかけてその場を後にした。行く先々で新しい部員たちの活気に満ちた姿が目に入る。『いいねぇ、こうでなくちゃ』と思いながら、新しくできたキャリアセンター(進路室)に向かうと、西陽の射す大きな窓に遮光カーテンをひき、机に向かう生徒たちの背中が見えた。3年生。目標達成に向けてまっしぐら。いい空間になってほしい。

お知らせ 3年ぶりの・・・

4月21日(木) 全校揃ってディズニーランド(春の遠足)
昨日春の遠足が行われた。コロナ禍において、この時期の遠足が行われるのは、3年ぶりである。雨が心配されたが、本校のバスが到着するころには止み、時折日差しの指す中、快適な1日を過ごすことができた。出発前の学校や、バスの中では全く素振りも見せなかった生徒たちが、打ち合わせが終わって解散(ランドに入場可)となった時点で、リュックやバッグからさまざまなカチューシャを取り出し、グループお揃いで蜘蛛の子を散らすように駆け出していた。コロナのためか、入場制限がなされていたのか、アトラクションの多くは待ち時間なし。長くても10分程度だった。

花丸 授業開始

新年度の授業が今日から始まった。一年生はまだ環境に慣れていなくって、疲れているだろうなぁ。と思って3階4階の教室まで階段を上がっていくと、夏の陽気にひと汗かいた。元気に挨拶を交わしてくれる生徒たちを見ていると、「疲れているかなぁ」は杞憂だった。校庭を見下ろすラウンジに、花が生けてある。心遣いが嬉しく思った。BYODの第一時間目。ガイダンスの中で「ピンチで写真を大きくしてみる」学びがあった。かつて撮ったオニイトマキエイの写真を使っていたら「PhotoByHidaka」を見て、1人の男子が「すげぇ、校長先生の写真だ。水中だ」と言ってくれるのが聞こえた。「Hidaka」=校長であることを知っているだけでも感動である。内心「そうなんだよ」とちょっと鼻を高くしていた。肯定してもらえるって嬉しいのは、生徒も教員も同じだね。今日は、君の一言に感謝。

お知らせ ガイダンスの挨拶

偶然に出会った3人の日本の若者たち。館山、西表、Majuro(マーシャル)で同じ夢を追いかけていた。海藻牧場を作るんだ。海藻は人類を救う。20数年前に出会った若者たちを「探求」に突き動かしたのは「興味・関心」。好きや惹かれるを超えた、「衝動」を伴った「興味・関心」。彼らの追い求めていたものは、今、南カリフォルニア大学の一大プロジェクトとなって花開いた。「衝動」は残念ながらチョーク&トークの授業では生まれない。生まれrづらい。協働、コミュニティの中に生まれる。本校の学びの面白さははそこにある。新たな学びの世界にワクワクするだろう。
志望進路を掴み取るために費やせる時間はあまりにも少ない。卒業までに5000時間ほどしかない。市原中央高等学校では、駿台の現役講師を招聘して、校内で予備校の授業が受けられる環境を整えた。ぜひ活用してほしい

お祝い はじまり

令和4年度が始まった。昨日は40期生を迎える入学式を盛大に挙行した。コロナ禍もあって縮小の挙行であったが、それを思わせない厳かな式典が行えたと感謝している。満開の桜花がそれこそ華を添え、一層艶やかな華やかさを醸し出してくれていた。式を終えて部屋に帰ろうとすると、1人の保護者が声を掛けてくださった。目を見て彼女のお母様だとすぐに分かった。第一志望を貫き通して、見事勝ち取った「やり抜きました」と言った彼女の自己評価は正しかった。すごいな。今度は下のお子様が入学していただけたのだという。嬉しい限りである。
今日、駐車場では満開の桜の花のもと、数名の女子生徒がはしゃいでいた。後ろ姿の写真を撮影させてもらった。絵になていた。中の1人が「先生、先日、もっと満開の頃、委員会の人に撮影してもらったんです。モデル」と言ってワンショットをスマホで見せてくれた。なるほど、うまい。プロ顔負けである。何気ないこんなやりとりで始まった新しい年度、良い年度になりそうだ。