2019年7月の記事一覧

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7月2日(火) ほぼ毎日校長 Vol.59 幸せな気分です

見事なものである。あれだけの装飾、あれだけの準備をしながら、盛り上がりを見せた「祭り」のあとは、ものの見事に片付けられていた。本日から平常授業。祭りのあとの寂しさが心にへばりついているのかと思っていたが、表に出すことなく「平常」が営まれている。本校の生徒はやはりすごい。

 土曜日の午後、文化祭も終わりに差し掛かったころ、部屋に帰ると一冊の書籍に手紙が添えられて届けられた。持ってきてくれた事務の職員に「寄っていただければいいのに、もうお帰りになった?」と問いかけると、そのようにお声がけしたのですが、「お渡しいただければそれでいい」とおっしゃってすぐに帰られたとのことであった。書籍はご自身が取り組んでおられる活動に係るもの。早速添えられた手紙の封を切ってお手紙を拝見した。書籍に手紙でなく、お手紙に書籍が正しい表現のようであることがすぐにわかった。かつて担任だった先生に「日髙くん、手紙というのはな、封の切り方で期待度が分かるんだよ」と教えていただいたことを妙に納得したことをふと思い出した。中には便箋3枚に渡り、お子様を本学に通わせた(通わせる)思いが丁寧な字で綴られていた。不安を抱いての入学と、保護者会や入学式で挨拶をかわしてくれる生徒や教員の姿にその思いが払拭され「いい学校に・・・」という安心に変わりつつある。安心感が増してきた。と書いてくださっていた。なんとも幸せな気分なのです。ありがとうございます。今度は遠慮なくお立ち寄りください。

お手紙の中に、この「ほぼ毎日」のことが記されていた。楽しみに読んでくださっているとのこと、これも嬉しい。展示や発表を見て歩く途中でも、「こんにちは、読んでますよ、ほぼ毎日」と声をかけてくださる保護者の方も多くいらっしゃった。日頃伝わりづらい学校生活のこと、少しでも知っていただくことができれば幸いです。