グローバルリーダーコース
これまでの指導実績と経験をもとに、「豊かな感性と幅広い教養を身に付けた、国際社会に貢献し、リードできる人材を輩出する」ことを目的に、令和2年度( 2020年度) より「 英語コース」は「グローバルリーダーコース(GLC)」へと変わります。
カリキュラムの特徴
市原中央高校英語コース独自科目「ユネスコ(UNESCO)」をはじめ、ESC Global Leadership Programに基づいた、国際社会に対応した「生きた英語力」を身につけるための充実した内容と時間数が英語コースのカリキュラムの最大の特徴です。
科 目 | 1年 | 2年 | 3年 | |||
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英語 | 英語 | 英語 | ||||
国語総合 | 6 | |||||
現代文B | 3 | 3 | ||||
古典B | 3 | 3 | ||||
世界史A | 2 | |||||
世界史B | ※ | 4 | ■ | 4 | ||
日本史A | 2 | |||||
日本史B | ※ | 4 | ■ | 4 | ||
地理B | ※ | 4 | ■ | 4 | ||
世界史演習 | ■ | 2 | ||||
日本史演習 | ■ | 2 | ||||
地理演習 | ■ | 2 | ||||
現代社会 | 2 | |||||
政治・経済 | ■ | 4 | ||||
政経演習 | ■ | 2 | ||||
数学Ⅰ | 3 | |||||
数学Ⅱ | 4 | |||||
数学Ⅲ | ||||||
数学A | 2 | |||||
数学B | ○ | 3 | ||||
物理基礎 | 2 | |||||
化学基礎 | 2 | |||||
生物基礎 | 2 | |||||
理科演習 | ○ | 3 | ||||
体育 | 2 | 2 | 3 | |||
保健 | 1 | 1 | ||||
音楽・美術Ⅰ | 2 | |||||
コミュニケーション英語基礎 | ||||||
コミュニケーション英語Ⅰ | 3 | |||||
コミュニケーション英語Ⅱ | 4 | |||||
コミュニケーション英語Ⅲ | 4 | |||||
英語表現Ⅰ | 2 | |||||
Oral PracticeⅠ | 2 | |||||
UNESCO(Current Affairs) | ||||||
Oral PracticeⅡ | 2 | |||||
Oral PracticeⅢ | 2 | |||||
Reading(Cross Cultural) | 3 | |||||
Reading(Inter.Relations) | 2 | |||||
Academic Writing for P.S | 3 | 3 | ||||
Advanced English | 3 | |||||
家庭基礎 | 2 | |||||
情報の科学 | 1 | 1 | ||||
総合的な探究の時間 | 1 | 1 | ||||
ホームルーム活動 | 1 | 1 | 1 | |||
単 位 合 計 | 35 | 35 | 32-35 |
※印のついている科目:同一教科において1科目選択履修。
■印のついている科目:同一コースにおいて2科目6単位選択履修。
○印の付いている科目:1~2科目 最大35単位まで自由選択履修。
2年次オーストラリア語学研修
研修先は、オーストラリア全土にキャンパスを持つ国立大学Australian CatholicUniversity。大学講師による英語レッスンのほか、現地の小・中学生との交流、さらにはユネスコプログラムに基づいた自然環境保護学習もあります。ホームステイと世界トップランクの大学での英語学習は、英語力の飛躍的なアップにつながります。
タブレット端末の活用
生徒が所有するタブレット端末を活用して、英語学習のみならず、他教科の学習もフォローします。
企業交流研修
英語を社内公用語とし、グローバルに業務を展開する企業との交流。社員の前で英語プレゼンテーションを行い、評価をしてもらうユニークなプログラムをキャリア研修の一環として、実施しています。
大学生との交流
大学生による国際交流団体AIESEC(アイセック)と の交流をしています。一橋大学、津田塾大学の学 生と英語による熟議への取り組みは、英語学習の 観点からも注目されています。
3年次米国大学研修
希望進路実現に向けた一層の英語力アップと国際人としての意識をより確かなものとすることを目的として、「米国大学1日研修」を高大連携プログラムとして、Temple University Japan Campusで実施しています。米国大学の講義に出席し、世界中から集まる学生と一緒に、経済学や政治学、コンピュータについて学びます。グローバルな視点を持って学ぶ学生との英語による交流は、とても有意義な経験となっています。
インターアクトクラブ
国際ボランティアクラブであるインターアクトクラブの活動をしています。英語コースの生徒を中心にマレーシア、台湾の高校生との交流や、地域の清掃活動・フィリピンの支援活動・募金活動などに積極的に取り組んでいます。
早稲田・上智・法政・同志社・立教・津田塾等、難関私大に多数合格!
早稲田大学合格!
卒業生コメント
私が受験勉強を始めたのは部活を引退した6月末で、第1志望の試験が10月であることを考えると、遅いスタートでした。しかし3年間のコースでの授業や活動が、受験勉強をする上で非常に役に立ちました。ライティングやスピーキングの授業のおかげで国際系学部のAO入試で必要なスキルの基礎を修得できました。また、オーストラリアでの海外研修やブルームバーグなどでの企業訪問を通じて勉強する大切さを実感し、モチベーションになりました。また私は大学合格に執着し過ぎずに、自分に足りない能力を伸ばす気持ちで勉強を続けました。おかげで辛い受験勉強も乗り越えることができました。これからの高校生活、自分に必要なことを追求して努力を続けてください。応援しています。
在校生メッセージ
グローバルリーダーコースの授業は、将来私たちが社会に出たときに必要な力を学び、身につけていくことができます。
もちろん英語の問題を解く上で、重要なことも学びます。また英語でのディスカッションやプレゼンテーションを繰り返し行っていくことで、自己表現能力を始め、多くの力を培います。さらにオーストラリア研修や企業訪問で、普段の学校では知ることのできない発見をしたり、経験できることも大きな魅力です。ぜひこのコースで高校生活を色鮮やかにしてみませんか。
ESC Global Leadership Program (グローバル・リーダーシップ・プログラム)
グローバルリーダーコースでは、平成29年度より国際社会に対応し、必要とされる人材を育成すべく、『高い英語力と国際社会で活躍できる人材育成を目指す』ESC Global Leadership Program を導入しました。『個人が自分自身の力で問題や課題を解決していくことができる社会技術や、能力を獲得すること』、『個人の社会機能を、本人自身の内発的な動機により向上させ、社会生活に反映すること』を目指します。
ニュージーランドに留学!
国際教養大学に現役合格。その後ニューヨークへ1年間留学し帰国。
留学時コメント
国際社会で活躍するために必要な創造力、行動力、コミュニケーション力を得られるのが市原中央高校のGLCです。私は、秋田の国際教養大に進学後、ニューヨーク州立大学に1年間留学しました。どこに行っても共通して求められたものは話す力と書く力です。これらは聞く、読むとは違い、自分の発想を言葉や文字にして“創造” する訓練が必要です。GLCでは1年次よりエッセイを書く練習やプレゼンを行う課題が出されるので自分の考えを論理的に発信する方法が段階的に学べます。また、私は1 ヶ月間アメリカでインターンシップを経験しました。人口統計や新商品の開発など今まで経験することの無かったプロジェクトに一社員として参加しました。業務や日常会話が英語で行われ、ビジネス英語などの普段使わない英語に触れ合う機会もありました。高校3年次にメットライフ生命にて行われたジョブシャドウで実際に一人の社員さんを影(シャドウ)のように1日中追いかけ、仕事を見学させて貰いました。その際に学んだビジネスマナーや英語でのメール対応などの、実際に“行動” して得た知識が活かされました。日本にいても海外にいても大事なのは、人と意思の疎通がしっかり取れるかということです。文化の違い、生活習慣の違い、物事に対する考え方の違い。それは海外の人とのみ起こる訳ではなく、日本国内でも家庭内でも起こり得ることです。GLCは少人数での授業が多く、生徒同士や先生との距離も比較的身近に感じられます。だからこそ普段から“コミュニケーション”をとる。先生、友人、親、誰に対してもしっかりと自分の意思表示をすると同時に相手の考えを否定するのではなく、理解しようとする。これらを実践できるのが市原中央高校のGLCです。
英語4技能集中トレーニング
文科省が推進する大学入試改革では、英語のSpeaking及びWritingを含めた4技能の力が必要とされ、英語4技能タイプの検定試験が注目されています。そこで、英語教育において先進的な取り組みを行っている大学及び高校で採用されているオンライン英語学習教材『英語4技能集中トレーニング(Linc English)』を、2年生を対象に導入しています。ドリル型の学習に取り組み、4技能の膨大な量の英語表現に挑戦することで、英検・TEAP・TOEFL・IELTSなど、様々な英語外部試験のスコアアップを目指します。