建学の精神・教育理念

校訓 真心

教育理念

真心教育の目指すところは次の3つであり、本校の教育理念とするところである。

真実の自己に生きよ
人間の良心は、自立心なき者の中には育たない。自立心なき者は、人を頼り、人に諂い、時として悪に手を染める。また、自らに誇りなく、真実の自己に生きるすべを知らない。言わば教育の基本は自立心の涵養にある。自立しようとする者だけが、自らを尊び、自らを生かすべく全力で生き、その結果として自らの個性を開花させることができる。そして、人を尊び、人と社会のために主体的に働くことができる。
社会の良心たる人物たれ
社会の良心たる人物とは、自らの良心に従い、社会にとって正しいと思うことのために、あるいは自分ではなく誰かの幸せのために、リスクを負いながらも行動することのできる人間のことである。社会の良心を作り上げることは人間の良心を育むことでしか成し得ず、それは教育による他にすべはなく、これこそが本学園創立の原点であり、本校教育最大の目的である。
如何なる困難にも耐えて逞しく生きよ
人間の良心はそれを実行に移すことができて初めて社会の良心を育む力たり得る。そのためには、気概を持たねばならない。気概とは困難にくじけない強い意志である。それは学校における日常の意図的な生活実践の中で訓練により培われるものであり、そうした実践を導き、気概心を育むことが本校生徒指導の重要な柱である。