芸術コース 音楽専攻

音楽系大学進学の為に必要な基礎科目が充実しており、勉強と音楽の両立が可能です。年1回学校外のホールでの定期演奏会(オーディション選抜による)、年2回の学内での実技試験を積むことで、演奏に不可欠な技術力と精神力を養っていきます。

カリキュラムの特徴

3年間で音楽・美術専攻ともに、「23時間」の「芸術」の授業を受講します。また、芸術系大学の学科試験に向けた対策を行います。

音楽専攻授業内容

クラス授業 ~レベル別に展開された、多様なグループ授業~

音楽系大学に必要不可欠なソルフェージュや、音楽理論、教員養成課程に必要な副科声楽、合唱など、在籍する生徒一人一人の進学先に応じて、カリキュラムを細やかに構成しています。大学に入ってから大きく役立つ和声の授業は、将来の応用力を養う授業として、大きな特色となっています。

合唱・声楽

発声法の習得、新曲視唱、コールユーブンゲン、コンコーネ、各国の歌曲などを学び、教育学部の試験課題にも対応します。

ソルフェージュ(聴音)

単旋律、複旋律、伴奏付旋律、二声・三声・四声・多声の和音聴音、リズム聴音、暗記による聴音などさまざまな形態の課題を実施し、実力を養います。

個人レッスン ~個人の適性に合わせたレッスン~

それぞれの進路を見据え、基本的に週に1時間、ピアノ、または、声楽の専門講師のレッスンを受けることが出来ます。個人のレベルを考慮しながら、希望の進学先に必要な技術を徹底して身に付けていきます。教員を志望する生徒や、他の楽器を外部で専攻している生徒には、副科として必要性に応じて柔軟にレッスンを選択出来るようにしています。
右の表内の[1]( )の単位に代えて個人レッスンで行います。
他楽器のレッスンは、学外で個人手配が必須となります。

コース授業単位表

学年1年2年3年
個人レッスン111
副科実技[1][1][1]
和声・音楽理論222
ソルフェージュ(2)(4)(4)
声楽-(2)(2)

音楽専攻施設・イベント紹介

講師が生徒に効率よく指導できるレッスン室

芸術コース音楽科定期演奏会

毎年、生徒達が一年の集大成として取り組む定期演奏会は、学校外のホールを借りて行われます。どんな演奏会にするか、3年生を主体として皆で話し合いながら、切磋琢磨して1つの演奏会を作り上げます。

在校生メッセージ

音楽専攻では、音楽系大学進学のための基礎力や応用力を修得できます。実技レッスンでは、普段指導して頂いている先生とは別のアドバイスを頂けるので、自分の音楽を見つめ直すことができます。音楽理論や聴音等の授業では、入試課題に対応した授業を受けられます。また、実技試験や定期演奏会では、仲間の演奏を聴いて互いを高め合ったり、新たな課題を見つけることができます。様々なコースの仲間と関わりを持つことができる所も市原中央高校の良さだと思います。