芸術コース 美術専攻

大学入試における実技試験では、限られた時間の中でいかに的確な描写・柔軟かつ自由な発想で表現できるかが問われますが、本専攻ではそうした描写力、観察力、発想力といった基礎力の習得に主眼を置いた授業を展開しています。

カリキュラムの特徴

3年間で音楽・美術専攻ともに、「23時間」の「芸術」の授業を受講します。また、芸術系大学の学科試験に向けた対策を行います。

美術専攻授業内容

1年次/コース授業 <週5時間>

基礎課程

鉛筆デッサン・木炭デッサン・水彩・油彩・デザイン基礎

広い視野のもと多様な素材と出会い、慣れ親しむことに重点を置いた基礎課程です。個々の基礎技術を高めるために、それぞれの専攻において専門講師が指導します。

第2美術室

第3美術室

2・3年次/コース授業 <週9時間>

基礎課程

各専攻別・個別指導

2年次に個々の適性や希望により「絵画科系」と「デザイン工芸科系」に分科し、的を絞った学習を推し進めます。3年次では、日本画・油画・彫刻・デザイン・工芸・美術教育など、専攻ごとの受験対策を行います。

主に3年生が使用する 第1美術室

2年生が使用する 第4・5美術室

活動・イベント

自己と向き合う「自画像コンクール」、ジャンルを越えた「共同制作」などを通じて、学年やクラスの壁を越えた制作の機会を持ち、個人の資質を見極めます。また、毎年一回美術予備校による出張授業説明会を開催し、受験への認識と意欲向上を図ります。

在校生メッセージ

美術専攻では、自身が進みたい美術系大学に向けた専門的な知識、技術を身につける事ができます。内容は多岐にわたりますが、主に油彩・水彩・デザイン構成の授業では豊富なモチーフで発想力、描写力を高める事ができ自分の表現を見つけられます。また、同じ目標を持つ同専攻の友人から刺激をもらえ、お互いに高めあって作品を制作する事ができます。文化祭や校外で作品を発表する機会もあり、美術専攻ならではの経験が得られ充実した学校生活を送ることができます。