眼鏡 コミュニケーションのレスポンスがいい

4月18日(木) Vol.14 遊びに来ましたー!

おや?今日はカップルだ。男子は「先生、初めまして」女子は「2回目です」。『二人はどういう仲だろう』と表情に出たのだろうか、(女子)「廊下であったので連れてきました」ということであるそうだ。Vol.8に登場した茶道部の女の子である。今日はメガネをかけていたのでわからなかった。先日の宿題の答え考えてきたという。『宿題って、なんだっけ』「窓です。丸い窓(和風)と四角い窓(洋風)どう違うという宿題」忘れてしまっていることを、また気取られてしまったようである。しばらくの間、窓を巡って雑談をした。二人ともかなりレスポンスが良い。教師(教える人)、生徒(教えられる人)という関係だけで成り立っている授業では、到底広がらないような領域にまで話が及んでいる。外と中をつなぐは共通だけれど、固定と可変、繋ぎ方が違う、「違う」だけに終わらず、「なぜ違う」「違うことが意味するものは?」と会話が深化していくのである。内容が山場に差し掛かった時、チャイムが鳴った。あらぁ、今日合唱部の一年生歓迎の会があったのだ。見に行けずに申し訳ないです。ドアを出たところで男子が振り返り、「先生、定期演奏会のこと取り上げてくださってありがとうございます」そうか、君は吹奏楽部なんですね。

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