喜ぶ・デレ 生徒の声で救われた

4月12日(金) Vol.8 私たちが一番乗りですか?

残念ながら、君たちより前に生徒会長が来てくれた。「あぁ、琴◯さまかぁ」言葉に揶揄の影はない。何がというわけではなく、一目置いている、彼女たちなりの敬意が、表現にエスプリが感じられて面白かった。そうそうダンスの発表会、招待してくれると言っていたけれど・・・と、かつての愉快な、そしてひやりとした思い出話をした。ブログの材料集めに出かけると、大抵写真を撮る。こうしたスナップならなんでもないが、スポーツの大会などは一眼レフ+大きなレンズで撮影することが多い。女子バレー部の活躍を撮っていた時、周囲の保護者から寄せられる冷ややかな視線を感じた。それはそうだろう、ラフな格好でカメラを構え、女子高生を撮影するおじさんは・・・。しかしまさか「私は校長です!」と大声で叫ぶわけにもいかず。一人の保護者と目があって、気まずく会釈をして困惑しているときに、私に気づいた部員が「校長先生!応援ありがとうございます」と大きな声でお礼を言ってくれた。救われたんだよ、その場の空気から。聞いていた3人の生徒たちは、お腹を抱えるようにして大笑いをしている。中の軽音楽をやっているという一人が、「先生、大丈夫です。私たちもちゃんと大きな声で・・・」まぁ、それはそれで気恥ずかしいような。豊かな時を過ごせました。ありがとうございました。PS「あいみょん」先生わかります。

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