花丸 素晴らしい2日間だった 心から感謝したい

6月29日(土) ほぼ毎日校長 Vol.58 完成度の高い催し物

「令月の和楽」(文化祭)ポスター候補作品12点 どれも素晴らしい。

 心から感謝をしている教え子たちがいる。出会ってからこれまで、どれだけこの子たちに助けられたか。心の支えになってくれている。男子4人、女子7人の12人のグループで、よく自宅に遊びに来る。一人計算の合わないのは、悲しい出来事で失ってしまったから。もう四半世紀も前の教え子たちであるが、1年として会わなかった年はない。今はみんな家庭を持ち、中には伴侶となった方を連れてくる者もいる。そんな彼らと少しお酒を飲んで、思い出話をすると文化祭の話になる。全くまとまりのないクラスで、ラグビー部の主将でクラス会長を務めてくれていた男子生徒は、職員室に来て「先生、うち(のクラス)ダメです」とぼやいていたのを思い出す。しかし「演劇」をみんなでやると決めてから団結はすごかった。この12人を中心に見事にまとまった。その「絆」がいまだに続いている。高校時代に経験した「率先垂範」や「同僚支援」「方向性指示」などという協働の場で大切になってくる力(リーダーシップ)は、人を育て絆を深めてくれるようだ。

 着任後初めての大イベントに接するにあたり、市原中央高等学校の生徒たちにそんな力を期待した。全く裏切られることはなかった。自慢の生徒たちである。

いい文化祭でした。

タグ 行事