キラキラ 先輩発見!いい目をしていました

7月3日(水) ほぼ毎日校長 Vol.60 ブログの日髙先生ですか?

学習塾の先生方を対象にお話をする機会があった。時間も限られていたので、本当にポイントだけをご説明申し上げたのだが、好評だった。市原中央の強み=「各コース共通の取り組み」+「スキル(学力)Upとプロジェクトの両輪がうまく動き、学びのスパイラルを作っている」ところ。本当にポイントだけの説明なのだが、生徒諸君の日頃の頑張りと、それを支える教員の努力が説明できたと思っている。一人でも多くの中学生に伝わって欲しいと思った。帰り際にご挨拶していると、「あのー、ブログの日髙先生ですか?」と声をかけてくださった方がいた。数年前に本校と同じように「ほぼ毎日」書いていたブログをご存知で、読んでいてくださったのだという。ある塾を取り上げた記事をご覧になっていて、一度お会いしたいとまで思っていてくださったとの話を聞かせていただいた。光栄なのである。きっとこのブログも読んでくださっているだろう。やりがいがある。親しくお話しして、「今後とも・・・」挨拶が終わると、若い女性が近づいてきて「卒業生です。」と笑顔で話しかけてくれた。君たちと同じように瞳のキラキラした素敵な先輩でした。

部屋を一人の先生が訪ねてくれた。手に封筒がある。本当に嬉しそうに「校長先生、こんなお手紙をいただきました」と紹介してくれる。声の抑揚も、喜びが感じられる。手紙には「息子が在学中大変お世話になった。この出会いに感謝する。先生のおかげで、息子はこんなに人生を楽しめる人間に育った。本当に嬉しい。今、大学でツキノワグマ研究会に・・・」研究調査の際に出会ったツキノワグマの写真と、大学の門の前で緊張顔に立っている息子さん(教え子)の写真が添えられていた。写真の中の彼の目もキラキラ輝いていた。「すごいでしょう、いいでしょう」と持参した先生が嬉しそうに語る。「先生、すぐにお返事差し上げてください。教員冥利に尽きます。こちらこそ感謝ですと」。「ええ、すぐに書きます。今すぐに」部屋を出て行く背中までが喜びに満ちているように見えた。

教員やっててよかったなぁと思える瞬間(とき)、共有させていただきました。いい学校です、市原中央。