花丸 刺激になったようです

10月8日(火) ほぼ毎日・校長 Vol.113 テンプル大学ジャパン・キャンパス


 昨日(10月7日)本校の英語コース(来年度からグローバル・リーダー・コース)の第三学年最後の校外研修が行われた。午前中の研修先は、テンプル大学・ジャパン・キャンパス。新しく三軒茶屋の昭和女子大学に隣接して建てられた校舎である。まだ建材の匂いがする新校舎に入ると、そこはアメリカ。ペンシルバニア州立大学を拠点とするこの大学に通う学生は、日本40%、アメリカ30%、他国30%の比率で、国際色豊かである。大学の概要をお聞きした後、生徒たちは大学の3組みに別れて、授業に参加。私は施設を見学させていただいた。まずはスタッフの多さに感激した。学生の学びのコンサルティングや指導だけでなく、日常や私生活に至るまでのケア体制がすごかった。最近日本の大学でもこうしたケア体制は充実してきているが、これほどのものを持っているところは少ないのではないかと思う。お相手をしてくださった加藤副学長は、アメリカの拠点である本学の方針で、スケールが小さくても、必要なスタッフは大きな大学と同じだけ必要なのだと語ってくださった。言葉に自信がある。
 授業体験から帰ってきた生徒たちは、興奮気味。コミュニケーション関係の授業に参加した生徒は、「テーマが難しいのだけれど、活発な意見が出されていてすごい。こんな授業素敵です」と語っていた。「で、どんなテーマだったの?」という問いに、「宗教観です。偶像崇拝についてどう考えるか。Yes・Noのディベート。少数の宗教が肩身の狭い思いをするのはだめ。というような話も出ていました。」と答えてくれた。そこまで聞きとれ、理解できているのはすごいことだと思った。やるね、うちの英語コース。

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