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2月6日(木) ほぼ毎日・校長 Vol.159 質問が凄かった

 まだ入学してまもない頃『大丈夫かなぁ?』の心配をよそに、見事にゴールドマンサックス社でグローバルプレゼンテーション(Vol.78)をやってのけた英語コースの1年生。今度はMetLife社でジョブシャドーにチャレンジである。中学校時代にインターンシップを経験しているこの子たちが、ジョブシャドーを理解し、感得するのは難しいかもしれない。サッカー選手になりたいのは何故だろう?という問いかけから始まる。ああなりたい、こうしたいには、必ず手本になるような大人、憧れる大人がいるはずである。それに気づくのにそんなに時間は掛からなかった。Educationするだけの学校に通っているだけでは生まれない。Learningするきっかけ、興味や関心を与えることに力を注ぐ学校でないと生まれない。「かつこいい大人」と会ってほしい。憧れて欲しい。そんな願いを込めて企画(Project)が誕生する。今日は、MetLifeのCSR(corporate social responsibility)担当部署からきていただいた方からの事前レクチャーである。「彼らなら大丈夫だろう」というゴールドマンサックスの経験からの期待があったが、遥かにそれを超えた成長ぶりを見せてくれた。担当の女性がプレゼンを終え、「何か質問は?」のその一言から私の驚愕は始まった。生徒たちの口から飛び出した質問を列挙しよう。おそらく高校1年生が・・・と、私と同じ驚きを感じてくれるに違いない。

Q 日本企業の典型とはおよそ違うという話があったが、貴社にしかないものは何ですか?
Q 入社してから長いと聞きましたが、その間に会社は変化しましたか?
Q 会社のマネジメントを支える「連携」のつぼ教えてください。
Q 在宅業務の話がありましたが、他の人々との関係で大切にしていることは?
Q サイエンスアプローチを具体的に教えてください。
Q MetLife社員として一番心がけていることは?
Q コミュニケーションで大切になってくること、1番はこれを教えて
Q 元々グローバルな会社だが、社内でグローバル化はどのように意識されている?
Q 障害者の雇用問題に興味があります。貴社の障害者雇用実態について教えてください。 
 などなど。


いつの間にこんなに成長したのだ?担任の先生に伺ってみると、「いやぁ、今日の生徒の姿には正直驚きました。きっと面談やちょっとした会話でも、必ず『質問して』と要求している、それが力になっているのかな」と語ってくれた。さらりと答えてくださったが、いい環境作ってくれていますね。

 すごいでしょう市原中央高等学校。GLCだけでなくⅠ・Ⅱ類でもSLP(Student Leadership Program)で展開して行こうと企んでいます。

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