お知らせ 感謝の一言です

満員御礼 ありがとうございました

市原中央高等学校芸術コース音楽専攻定期演奏会にお越しいただき、誠にありがとうございます。生徒たちは、今年もこの市原市文化会館でみなさまにお会いできますことを、心より楽しみに練習に励んでまいりました。
 初めての演奏会を開いてから、早いもので三十余年の歳月が流れます。そして残念なことではありますが、今回を持って最後の開催となります。刻まれた歩(あゆみ)は、その時々に悩みや課題はあったと思いますが、優秀な講師陣の生徒一人ひとりに応じたご指導により、生徒たちが熱意を結集して乗り越えた歴史です。これも保護者の皆様の深いご理解とご協力を始め、卒業生や毎年の演奏会を楽しみにしてくださる地域の方々のご支援の賜物と衷心より御礼申し上げます。
 これほど「琴線」というものの存在を感じさせる催し物はないと思っています。今日、この会場で演奏を披露する生徒諸君の音が上質なだけではありません。奏でる音は、毎日の生徒たちの営み、努力、そしてそれを支える周囲の情熱そのものと結びついて心に響くからです。今日この日に、この舞台に立つ生徒たちの「汗と喜びと涙のシンフォニー」なのです。
  生徒の皆さん、今日のこの時間と空間が設けられることに感謝し、聴く者の心を大いに刺激してください。今日は君たちの最後の演奏会のために、たくさんの先輩も駆けつけてくださいました。ご来場の皆様、生徒たちの奏でる音にきっと感動していただけけることでしょう。ぜひ彼らの熱く輝く「瞬間」(とき)の連なりに、喝采をお願いします。